【ブログの表示について】

◎エラーが出て碁盤が表示されない場合
「Javaのセキュリティレベルを「中」にする」
方法1 「スタート〜コントロールパネル〜Java〜セキュリティ」
方法2 「スタート〜すべてのプログラム〜Java〜Configure Java〜セキュリティ」

◎碁盤や文字を大きくしたい場合
「画面の表示を拡大する」
方法1 「Internet Explorer上部の「表示」〜拡大」
方法2 「Ctrlキー+マウスホイールを奥に動かす(上方スクロール)」
※いずれもリロード(最新の状態に更新)してください。

2013年07月31日

伊藤松和21

写本『松和日記』 〈天保10年3月19日〉

    林  柏栄
先番 伊藤松次郎

107手 黒中押勝










柏栄門入との一局です。
柏栄の碁は知られていないと思いますが、早打ちで、筋に明るく、時おり大胆な趣向を見せます。
現代で言えば彦坂直人といったところです。(ホントかよ)

白18〜28がいかにも柏栄流の思い切った打ち回しです。
一瞬、これはすごいと思わせるのですが、松和の冷静な対応の前に後が続かず、白68からあっという間に自滅するのも、また柏栄らしいです。
posted by 時代 at 22:36| Comment(0) | 伊藤松和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

伊藤松和20

写本『松和日記』 〈天保11年3月5日.6日〉

    太田 雄蔵
先番 伊藤松次郎

258手 黒中押勝










白8〜黒11は、古碁では見たことのない形です。
黒25までは黒よしでしょう。
白80〜黒95、さらに黒103と華麗な変化です。
中央が白っぽくなってきましたが、黒155と着実に減らして優勢です。
白162は勝負手ですが、左下のコウは話が遠く、及びませんでした。
posted by 時代 at 21:34| Comment(0) | 伊藤松和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月29日

伊藤松和19

写本『松和日記』 〈天保11年2月1日,2日〉

先番 太田 雄蔵
    伊藤松次郎

256手 白2目勝










黒35は手筋ですが、意外にあまりよくなかったかもしれません。
白52以下、黒はツギたくない、白はヌキたくないと言っています。
白90までシボられたものの、とうとうヌカずに通しました。白成功でしょう。
白96以下、スミの黒に厳しく寄りつきます。
白134となり、細かそうです。
両者の碁らしく終盤に変化が起こりましたが、得失はないようです。
松和の自評に「黒215・白216、双方見損じなり」とあります。何を見損じたのか、考えてみてください。
posted by 時代 at 21:31| Comment(0) | 伊藤松和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月28日

伊藤松和18

写本『松和日記』 〈天保10年10月13日,11年1月9日〉

    太田 雄蔵
先番 伊藤松次郎

213手 黒中押勝










黒37まで着実な布石です。
黒39ケイマで白40のハザマを誘いました。
黒55のお返しのハザマが強手。白苦しい戦いです。
白は右上数子を捨て石にサバキを図ります。
黒95まで右上方面は全滅ですが、かわりに右下の黒を攻めます。
黒109以下が巧みなシノギで、下辺の白も危険です。
黒149は原本では一路右ですが、訂正しました。
白150で右上の白は復活したものの、中央がぼろつき、形勢は好転していません。
白は下辺を犠牲に右上のコウをがんばりましたが、左下方面が取られては足りません。

白は序盤からずっと苦しく、結果的にチャンスはなかったと思われますが、雄蔵らしくフリカワリの多い面白い碁でした。
posted by 時代 at 16:15| Comment(0) | 伊藤松和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月27日

伊藤松和17

『御城碁譜』 〈文久元年11月17日 於御城〉

    坂口 仙得
先番 伊藤 松和

113手 黒中押勝










黒27と打ちこみ、打ちやすい布石です。
白50までのワカレは、黒として不満ありません。
黒51〜55は松和らしいです。
白66はともかく下辺をくつろげておくところでしょう。
黒67以下、一方的な展開になりました。
本局はいささか白不出来でした。

なお、文久元年は最後の御城碁です。翌2年は打たれず、3年は下打ちのみに終わりました(柏栄−算英戦)。
この年のお好み碁は、本局と、秀策19連勝目の秀策−林有美戦の2局です。
本局とあの秀策−有美戦が隣同士で打たれていたと思うと、興味深いですね。
posted by 時代 at 09:13| Comment(0) | 伊藤松和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。