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2013年06月07日

太田雄蔵10

『西征手談』 〈文政6年4月16日,5月13日〉

      本因坊元丈
三子番 太田卯之助

338手 黒2目勝











本局は掛け値なしの名局です。
3子局で300手超えはそうありません。
雄蔵少年もトッププロのすごさを改めて実感したことでしょう。
そんな碁を勝ちきり、雄蔵の自信が確信に変わったかもしれません。
posted by 時代 at 19:48| Comment(0) | 太田雄蔵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月06日

太田雄蔵9

『西征手談』 〈文政5年11月28日〉

   服部 雄節
先 太田卯之助

217手 黒勝










服部雄節は、因淑から服部家二世を継ぎました。後に七段です。
雄蔵より5歳上で、当時三段くらいですので、雄蔵にとっては絶好の目標です。
『西征手談』に収録局数が多いのは算知・因徹・雄節の3人ですが(各4局)、とりもなおさずこの3人がライバルだったのでしょう。

黒33以下を決めてから黒39と大きく攻めます。
黒61まで下辺の白がピンチです。
白が下辺を決めなかったので、黒67・69が機敏。
黒125でわかりやすく優勢です。黒の快勝となりました。
posted by 時代 at 20:13| Comment(0) | 太田雄蔵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月05日

太田雄蔵8

『西征手談』 〈文政5年10月23日〉

    本因坊丈和
三子 太田卯之助

198手 黒勝











黒10〜14は意外ですが、打たれてみるとなるほどです。
白25以下はたいしたことありません。
白59に対して黒60は機敏です。
黒106が決勝点。
黒は手堅く勝つこともできたと思いますが、コウを恐れず、黒164・166の好手筋をまじえて快勝しました。

丈和の打ち方は完全に指導碁モードで、当然とは言え米蔵戦なんかとはまったく違いますね。
posted by 時代 at 20:44| Comment(0) | 太田雄蔵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

太田雄蔵7

『西征手談』 〈文政5年9月19日〉

      井上 安節
二子番 太田卯之助

290手 黒2目勝











井上安節は幻庵因碩。五段です。
少し前に三子番が打たれ、白はいささか黒をなめたような強引な打ち方で完敗しています。
それを受けての二子番ですので、本局に勝てれば雄蔵の力は本物です。

白27・29は幻庵らしい手。こう打たれると黒30よりなく、戦いの始まりです。
黒44・46はダイナミックな作戦。下辺をにらまれ、白49・51くらいよりありません。
黒62まで、気持ちのいい打ち回しです。
白77から左辺を動かなければ勝負になりませんが、黒は自然に応対すれば形が決まって優勢と見ています。
中央を厚くして黒110に回り、危なげなく二子番も勝ちきりました。

本局は安定感のある勝ちっぷりでした。見応えという点では今ひとつですが、こういうしっかりとした勝ち方もできるという芸の広さを見せました。
幻庵はすでに五段の力ではありません。そうすると、雄蔵も入段前ですが優に二〜三段の力はありそうです。
posted by 時代 at 21:44| Comment(0) | 太田雄蔵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月03日

太田雄蔵6

『西征手談』 〈文政5年7月11日〉

    高杉 平馬
先番 太田卯之助

205手 黒9目勝










高杉平馬も何者かわかりません。
平馬さん、白20〜24や白34・36と実に個性的な打ち方です。
黒53が好手。
黒85までのフリカワリは、ほんの序章に過ぎません。
以下、たび重なるコウとフリカワリで目が回ります。ともかく黒は確実に勝ちました。
後年の雄蔵の華麗な打ち回しを彷彿とさせる一局でしたが、それ以上に平馬おじさん(?)の打ち回しは実に面白かったですね。他にも棋譜は残されているのでしょうか。
posted by 時代 at 21:44| Comment(0) | 太田雄蔵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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