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2013年07月10日

本因坊烈元・小松快禅13

『古今衆枰』 〈安永3年2月11日〉

   本因坊烈元
先 小松 快禅

134手 白中押勝










時期が前後してしまいましたが、もっとも古い一局です。
黒21・23は意外に古碁では見かけません。何度か指摘していますが、快禅師にはこういう現代的な発想が見られます。
黒51はカタツキくらいだったのでは。
白は左下で先手を取り、白76に回ったのが好手でした。ここから白ペースとなりました。
白104となり、黒苦しいです。
最後は快禅師いつものパターンで、たくさん取られました。
快禅師は負けっぷりにも魅力がありますね。ふつうはここまで見事には玉砕できないものです。

以上で、烈元−快禅戦はおしまいにします。
posted by 時代 at 19:55| Comment(0) | 本因坊烈元・小松快禅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月09日

本因坊烈元・小松快禅12

『収枰精思』 〈安永9年2月1日〉

   本因坊烈元
先 小松 快禅

211手 黒11目勝










黒19〜23はいつもながら豪快です。
黒41・43は、快禅師らしくない明るい打ち方です。
さらに黒65、79と大場に先行します。快禅先生、いったいどうしたの? 十番碁を通じて、ひょっとして強くなったのでしょうか。
以下も盤石の打ち回しで完勝です。
posted by 時代 at 21:19| Comment(0) | 本因坊烈元・小松快禅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月08日

本因坊烈元・小松快禅11

『収枰精思』 〈安永3年8月5日〉

   本因坊烈元
先 小松 快禅

134手 白中押勝










十番碁以外に、他の刊本に烈元−快禅戦が何局かありますので、合わせて紹介しておきます。

黒23は感覚が悪いというよりも、明らかに誘っている気がします。
黒は右下で大損したうえに白66・68に回られ、すでに難戦です。
黒69〜73とは。。これではさすがにダメでしょう。
posted by 時代 at 20:59| Comment(0) | 本因坊烈元・小松快禅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月07日

本因坊烈元・小松快禅10

写本『徳川時代打碁集』 〈安永7年8月24日〉

   本因坊烈元
先 小松 快禅

234手 白1目勝











十番碁最終局です。
初めにお断りしますが、本局は難しくて、私には何がどうなっているのかわかりません。プロの解説がほしいところです。

左上の定型と右上黒23の大ゲイマジマリの組み合わせは、算砂時代によく打たれていました。
左下は白うまいサバキです。
下辺はさすがに黒失敗のはずです。
白92・94から難しい戦いです。上辺の黒は、右上の白の死活がからんでいて、ただでは死にません。黒はとりあえず左辺白の攻めにかけます。
左辺に白170・172と手を入れさせ、黒173と封鎖しては、黒ずいぶん盛り返しました。
黒187から大変化ですが、黒が損のように思います。
上辺は黒205が狙い筋でした。再びの大変化で、極微の形勢です。
結局白はかろうじて1目を余し、5勝5敗の打ち分けとなりました。

この十番碁は、快禅師の囲碁史上比類なき個性と、家元を背負った烈元の確かな技量が遺憾なく発揮された、江戸中期を代表する名勝負でした。
もし快禅と大仙知が番碁を打っていたらどんな碁になったでしょうか。少し時期がずれていたため、実現しなかったのは残念です。
posted by 時代 at 08:06| Comment(0) | 本因坊烈元・小松快禅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月06日

本因坊烈元・小松快禅9

写本『徳川時代打碁集』 〈安永7年8月15日〉

   本因坊烈元
先 小松 快禅

176手 白勝










白6とツメられた場合、黒7はやや打ちすぎとされています。すぐには戦いづらいので、黒13〜19は妥当でしょう。
黒21には白22ツケが手筋です。
黒は左辺と左上で少しずつ割を食っています。
白60まで、黒難局でしょう。
黒何をやってるの?という感じですが、黒83以下のコウが狙いでした。
ともかくにぎやかになったものの、黒苦しい形勢に変わりありません。
白は無理に取りかけに行かなくても、攻めの代償を得れば十分です。

快禅師にとっては十番碁随一の拙局でした。
posted by 時代 at 16:58| Comment(0) | 本因坊烈元・小松快禅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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