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2013年10月18日

安井仙知(大仙知)30

写本『天明録』 〈寛政1年5月14日〉

    安井 仙知
三子 中澤 弁二


229手 白中押勝










3子局をもう1つ。
白3・5と両方大ゲイマの両ガカリは斬新です。どう対応すればいいかわかりません。手抜きで黒6も一策です。
黒26・28は、黒34とぴったり止めようとの意です。
黒52に回って、まあまあの展開です。
黒70はおかしいでしょう。上辺を苦しくしました。
上辺をにらみつつ、白87、白93と巧妙です。
白177まで、見事な打ち回しで右辺に大地が出現しました。

弁二も、前局の源二と同じく立派な碁ですね。
昔の素人は、現代のアマとは力がまるで違います。

大仙知はひとまずここまでとします。
メインイベントとも言うべき本因坊烈元戦などが残っていますが、また別の機会に。
同じ棋士をあまり続けるとアクセス数に影響することがわかってきましたので、今後気をつけます(笑)
posted by 時代 at 21:26| Comment(0) | 安井仙知(大仙知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月17日

安井仙知(大仙知)29

写本『天明録』 〈天明8年5月17日〉

    安井 仙知
三子 栗原 源二

199手 白17目勝











大仙知−源二戦をもう1局。前局の5日後です。
白7の大ゲイマガカリも大仙知好みです。
白17以下早くもすごい迫力ですが、黒20〜28と恐れません。
白61はすごい手です。シチョウにとった場合はどうするつもりでしょうか。
黒108まで、かなりこなされてきました。
黒114・116の筋悪は、黒130と中央取りかけの大作戦でしたが、左下方面の損が大きすぎて、うまくいきませんでした。

結果は前局とともに大敗でしたが、源二の戦いぶりは見事です。
当代一の大仙知に3子で打つというのは、現代で言えば山下敬吾に指導碁を受けるようなもの。
我々もそういう機会があれば、源二さんをぜひ見習いですね。
posted by 時代 at 19:30| Comment(0) | 安井仙知(大仙知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月16日

安井仙知(大仙知)28

写本『天明録』 〈天明8年5月12日〉

    安井 仙知
三子 栗原 源二

215手 白中押勝











栗原源二は後に二段です。本局は六段の大仙知に3子ですので、1級相当になります。

白9のヒラキは大仙知の置碁によく見られます。
白13のシチョウアタリから、さっそく白15・17の挑戦ですが、黒30まで無難に分かれました。
黒62は思い切った手。黒68はカケツギなども考えられました。
黒76はカケツギやサガリとの選択が微妙です。
結局、五目ナカデの形ですが、攻め合いは白1手勝ちです。しめつけはすべて利くものの、黒不十分でしょう。
黒96・98は手筋です。
黒112・114はふつうは「ない手」ですが、左上のコウダテを見ています。
右下を取り切り、右上に手を残して黒166に回りました。黒よく打っています。
黒192は、左上などにもコウダテはありました。
黒202以下が痛恨の見損じです。他に打てばまだ争えました。

源二は当時、段を持っていなかったと推定されますが、現在の並のアマ県代表よりははっきり強そうですね。
昔の名人の打碁にはこのような置碁が多数残されていますが、互先と変わらず全力で打っていることが伝わってきて、たいへん面白いです。
現代の棋士の置碁はしょせんお遊びで、後世に伝わるような棋譜が皆無であるのは残念に思います。
posted by 時代 at 19:58| Comment(0) | 安井仙知(大仙知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月15日

安井仙知(大仙知)27

写本『天明録』 〈天明5年9月〉

    安井 仙知
先番 渡邊 春利

115手 白6目勝










渡邊春利はよく知りませんが、元虎に先で勝った碁があるとのことです。
黒17、さらに黒27と、手堅い布石です。
以下も実利を稼いだ後、黒79の消しです。
白は右辺の黒とからもうとしますが、黒115までシノギ形になりました。
黒115の時点では難しい形勢に思いますが、右上P17が残っている分だけ白よしでしょうか。
春利はなかなかしっかりした打ち手ですね。
posted by 時代 at 20:46| Comment(0) | 安井仙知(大仙知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月14日

安井仙知(大仙知)26

写本『天明録』 〈天明1年12月21日〉

   安井 仙知
先 福永彦左衛門

98手 白中押勝










少しさかのぼって天明元年の一局です。
大仙知は二段、彦左衛門は初段前後でしょう。彦左衛門は後に三段に上っています。

白20〜26は、これぞ正調(?)大仙知流です。
そうは言うものの、黒41まで白成功の布石とは思えません。
黒43〜49が攻撃目標を与えて問題かもしれません。
白70からじわじわ寄りつきました。
白96に回っては白よさそうですが、投了するほどではなく、まだこれからの碁と思われます。
posted by 時代 at 20:37| Comment(0) | 安井仙知(大仙知) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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